開創
かいそう
名詞動詞-サ変
標準
initial opening (esp. of a temple)
文例 · 用例
伝教大師と対立的に時代の仏教を開創せられた弘法大師も、国民の現実生活に留意せられたことは同じであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
推古天皇の時僧理修の開創で、更に文武天皇大寶年間に勅願所として大きな堂宇が建立されたのださうだ。
— 若山牧水 『鳳來寺紀行』 青空文庫
馬祖の弟子百丈(七一九―八一四)は禅宗|叢林を開創し、禅林清規を制定した。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
そこに峙っている鷲峰山は標高はようやく三千尺に過ぎないが、巉岩絶壁をもって削り立っているので、昔、役の小角が開創したといわれている近畿の霊場の一つである。
— 近松秋江 『狂乱』 青空文庫
そしてその記するところは、我が日本朝廷開創以来、雄略天皇の御代に至るまでの間の、我が皇威発展の真相を明らかに説述したものと解せられる。
— 日本民族の概念を論ず 『「日本民族」とは何ぞや』 青空文庫
その他には、自ら旃多羅だと呼号した日蓮上人開創の日蓮宗信徒が約四千六百戸で、これが宗派別の第二位におり、他の各宗派に属するものが約二万一千戸とある。
— 喜田貞吉 『特殊部落と寺院』 青空文庫
豊田丸の子は弘法大師の弟子となり高野山の開創に尽力したことがある、そういうふうに海賊にも掠められ、暴風にもやられるし、船の方は案外故障が多い、盛衰があります。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
「言語」と聞くとやっかいそうですが、見出しや文章を記号ではさみ、表示の仕方を指示していけば良いのだとわかると、「意外と簡単そう」と気持ちが軽くなります。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
ウィキペディア
開創(かいそう)とは何かを新しく開くこと。特に、寺院を創設すること。
出典: 開創 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0