会葬
かいそう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
attendance at a funeral
文例 · 用例
子規の葬式の日、田端の寺の門前に立って会葬者を見送っていた人々の中に、ひどく憔悴したような虚子の顔を見出したことも、思い出すことの一つである。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
キングは名代を遣わして参列させ、その他ケンブリッジ大学や王立協会の主要な人々も会葬し、荘園の労働者は寺の門前に整列した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
死んだ人を目当てにしたものか、遺族ないしは会葬者に対して読まれるものだろうか、それとも死者に呼びかける形式で会葬者に話しかけるものだろうか。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
会葬者が思い思いに退散するうちに、半七はわざと後れて座を起った。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
庄太の家では女房が子供を連れて会葬することにして、庄太は半七の来るのを待っていた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
自分は母を見ても妹を見ても、普通の会葬者を見るのと何の変もなかった。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
会葬者は、座敷にも椽にも並み余り、本堂の周囲の土に立っている。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
わたくしは会葬者中の親族席を見廻す。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫