開祖
かいそ
名詞頻度ランク #25098 · 青空 187 例
標準
(sect) founder
文例 · 用例
エネルギー保存説の開祖ロベルト・マイヤーは、当時の物理の世界から見ればむしろ旋毛曲りの頑固な田舎親爺であったに相違無い。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
団九郎が、T「心配致すな 亭主 此の御方は誰あろう」 と武蔵を指さして、T「新免二刀流の開祖 宮本武蔵先生」 と言って、T「拙者は先生の高弟で 同じく新免二刀流の 達人」 と威張って、T「勇名天下に響き渡った 早水団九郎」 亭主も感心した。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
日本曹洞宗の開祖、道元禅師のこつを教えられた言葉に「修業と効果とを二つのものに見てはいけない。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
しかして、釈尊をはじめ、古今多数の開祖、名僧知識たちは、大抵その欲望、煩悶の人一倍強かった人達でありまして、自分自身の克服解脱から割り出した宗旨、教義、修業法でありますから、それぞれ救い方に特色があります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
そのいずれの宗旨、教義、修業法によって自分が救われやすいかは、自分の性質によく似通った開祖や名僧知識の説きましたものを選ぶのがよろしいと思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
差別と平等の理については、洞山大師(洞山悟本大師は支那禅宗、曹洞宗の開祖です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
日本曹洞禅の開祖道元禅師が支那の天童山に修業しておられたとき、師僧の如浄禅師が、「参禅は身心脱落なり」(禅の修業の目的は精神肉体の捉われから解き放たれることだとの意)と言われた言葉を聞いて、さとられたのを、たった一度の大悟と言って、よく例に引いて来ます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仏教はここに始まり、釈尊が仏教の開祖であるという意味もここから出るのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
鎌倉時代、比叡山での修行を終えた道元は、中国から曹洞宗を伝え、越前(現在の福井県)に永平寺を建立して同宗の開祖となった。
合気道の開祖・植芝盛平が晩年を過ごした茨城県岩間町(現・笠間市)の合気神社には、その偉業を称え精神を継承しようとする武道家たちが国内外から訪れる。
「開祖の遺した極意書には、力に頼らず相手の重心を崩す独特の体捌きが図解されており、現代のスポーツ科学の視点からも合理的だと言える」と解説者は語った。
法然は「専修念仏」を説いて日本における浄土宗の開祖となり、それまで貴族の特権であった仏教を、救いを求める多くの庶民へと開放した。
ウィキペディア
開祖(かいそ)とは、学問・学芸上の流派や宗教の創始者。
出典: 開祖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0