改葬
かいそう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
reburial
文例 · 用例
私はズット前に或る処で、改葬に立ち会った事がありますが、その時に出て来た屍体の白い腐肉、褐色の血?
— 夢野久作 『江戸川乱歩氏に対する私の感想』 青空文庫
改葬が終ったところで、趙は墓へ向って言った。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
其女の母をも同時改葬しけるに、遙に先だち死たる者なれども其の體變らで續き乍らに有ける。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
第百十六回 声も言葉も――出ぬ 読んで了った此の書き附けは、先祖の遺骸の握って居た鍵と共に持って行って叔父に渡すが至当だろうと、軈て余と秀子との間に相談が極った、叔父に渡せば、宝を取り出すなら取り出す、遺骸を改葬するなら改葬すると、夫々処分も定まるだろう。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
安積で死ねば改葬だ何だと無駄な費をかけないですむから、おりゃあ……」「いやなお祖母様!
— 宮本百合子 『祖母のために』 青空文庫
しかしそれは有縁のものに限るので、無縁のものはどこの共同墓地に改葬したということを届け出でさせるに止まるそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
改葬には二つの方法がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
大凡改葬の名の下に墓石を處分するは、今の寺院の常習である。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫