臣節
しんせつ
名詞
標準
loyalty to one's master
文例 · 用例
傳統は山河と交響し、臣節は國土に根生ふ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
師が臣節を汚すのを懼れるのではなく、ただこの淫らな雰囲気の中に師を置いて眺めるのが堪らないのである。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
その以来、彼は懼れ戒めて、一生無事に臣節を守った。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
支那の國情では、かかる場合に權臣が臣節を完くすることが甚だ六ケ敷い。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
權臣自身は臣節を完くする積りでも、その周圍の者が許さぬ。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
かかる場合に處して、完全に臣節を盡し得た者は、支那では古今殆ど孔明一人と申してもよい位である。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
…… 彼は、飽くまでも、臣節を尽そうとした。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
如水はひどく義理堅く、主に対しては忠、臣節のためには強いて死地に赴くやうなことをやる。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
作例 · 標準
その武士は、いかなる時も主君への臣節を貫いた。
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戦国時代において、臣節を重んじることは武士の誉れとされた。
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彼は最後まで臣節を守り、裏切ることなく戦い抜いた。
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