主君
しゅくん
名詞頻度ランク #39608 · 青空 1597 例
標準
lord
文例 · 用例
丁度あの昔の小姓等が、その主君へ特別な愛敬を捧げたやうに、男色の關係からではなく、僕は君を愛し崇拜した。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
だが昔の小姓のやうに、君を主君として奉仕しようとは思はない。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
さりとてわれに取つては譜代の主君ぢや。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
その宣言に、むかしから子が親のかたきを討ったのはある、しかも家来が主君の仇を報いたのはない。
— 岡本綺堂 『かたき討雑感』 青空文庫
そこで、おれが初めて主君のかたき討をするのであるといっている。
— 岡本綺堂 『かたき討雑感』 青空文庫
敵愈々逼りたれば吾が兄備前守」と此処まで云いて今更の感に大粒の涙ハラハラと、「雑兵共に踏入られては、御かばねの上の御恥も厭わしと、冠落しの信国が刀を抜いて、おのれが股を二度突通し試み、如何にも刃味|宜しとて主君に奉る。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
臣下たり旗下たるもの如何んぞ主君の爲に鷹犬の勞を致して、血戰死鬪せざらんやである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
「これは、兄が殿様から拝領した備前長船の名刀じゃ、妖魔も此の霊徳には叶わないと思われる、今晩は是非夜伽をして、もし現れたら、一刀に斬って退治いたそう」 庄左衛門が主君から長船の刀を拝領したのは、平太郎も知っていて竊に羨ましく思っているところであった。
— 田中貢太郎 『魔王物語』 青空文庫
作例 · 標準
戦国武将たちは、自らが信じる主君のために命を賭して戦場を駆け抜けた。
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裏切りが横行する時代にあって、彼は最後まで主君への忠義を貫き通した。
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「主君の命とあらば、いかなる困難も厭いません」と家臣は深々と頭を下げた。
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