親雪
しんせつ
名詞
標準
enjoying the snow
文例 · 用例
北風はしんせつじゃないんだよ。
— 宮沢賢治 『いちょうの実』 青空文庫
特に餌の中でも、御馳走の川蝦は、あの松がしんせつに、そこらで掬って来てくれたんで、それをちぎって釣る時分は、浮木が水面に届くか届かぬに、ちょろり、かいず奴が攫ってしまう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
十一「よいかの、十四の年からこの年まで、四五六七八と五年の間、寝るにも起るにも附添うて、しんせつにお教えなすった、その先生様のたんせいというものは、一通の事ではなかったとの。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
且つその身体を棄てもせず、老実やかに、しんせつにあしらうのが、何か我ながら、身だしなみよく、床しく、優しく、嬉しいように感じたくらい。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
「何とも、御しんせつに……眞個に私、」 と胴をゆら/\と身動きしたが、端なき風情は見えず、人の情を汲入れた、優しい風采。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
」二十五 その莞爾々々の顔のまま、鍬を離した手を揉んで、「何んともハイ御しんせつに言わっせえて下せえやして、お庇様で、私、えれえ手柄して礼を聞いたでござりやすよ。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
どんなに気がついても、しんせつでも、女中じゃ推切って、何かすることが出来ませんからね、どうしても手が届かないがちになるんです。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
その人のしんせつ、ふしんせつ、頭脳のよさわるさ、――道をたづねるとき、あまりによくわかる。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは庭で雪合戦をして、親雪を楽しんでいる。
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週末は家族でスキー場へ行き、親雪を満喫する予定だ。
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都会では珍しい親雪の機会を、私たちは大切にした。
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