忠臣
ちゅうしん
名詞
標準
loyal retainer
文例 · 用例
今以てそれは不思議といへば、一度町内の子供が全部揃つて、忠臣蔵の真似をして練り歩いたことがある。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
枯枝を拾いて砂に嗚呼忠臣など落書すれば行き来の人吾等を見る。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
忠臣藏だつて、考へてみると、へんなものですよ。
— 太宰治 『大恩は語らず』 青空文庫
ジグスとマギーの漫画のようなものもそうであり、お伽噺や忠臣蔵や水戸黄門の講談のようなものもその類である。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
映画としてのこの絵巻のストーリーは、猿蟹合戦より忠臣蔵に至るあらゆる仇打ち物語に典型的な型式を具えている。
— 寺田寅彦 『山中常盤双紙』 青空文庫
彼の理想や彼の兩親の願望の忠臣である彼の意志なるものはあまりに弱かつたのである。
— 梶井基次郎 『奎吉』 青空文庫
四 忠臣蔵 日活の今度の大仕掛けの忠臣蔵は前半「刃傷編」を見ただけである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
――父の病気に対する『愛なき恐れ』、金に対する不安、母の辛苦、不孝のために失われたる親子の愛情、学業に対する不忠実、このようなものが入り乱れている頭には、この大芝居の忠臣蔵もおもしろいはずはない。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
織田信長には、多くの優れた忠臣が仕えていたことで知られている。
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彼の忠臣ぶりは、主君のみならず敵方からも一目置かれていた。
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忠臣として、どんな困難な状況でも主君を守り抜く覚悟だった。
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