義理
ぎり
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #11142 · 青空 3038 例
標準
duty
文例 · 用例
そんな、苦心談でもって人を圧倒して迄、お義理の喝采を得ようとは思わない。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
學校の廊下には、べたべた推薦のビラが張られて、選擧事務所なども、ものものしく、或るものは校門の下に立つて、登校の生徒ひとりひとりに名刺を手交し、よろしくたのみます、といつて低くお辭儀をして、或るものは、中學校の先輩といふ義理のしがらみに依つて、後輩を威嚇し、饗應、金錢、などといふばかな噂さへ立つた。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
」 そこへ二階からドヤドヤドヤと降りて来た良子の義理の兄さんが、便所に行かうとして椽側に出ると、其処に猫の食べ物を入れてやるお皿が置いてあるのを見ると、お祖母さんの眼を怖い顔で見ながら、そのお皿を庭の方へ蹴り棄てた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
その背後の間では義理の祖母が、洗濯の済んだ幾枚もの着物を畳んでゐた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
義理の方の祖母が台所の方に行つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
それは慥か既に亡くなつた(義理の)祖父から父に引き渡つた裁判が、不利となつた日のゴタ/\の後書いたのだつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
「ほんとに低くて……」(義理の)祖母が言ふのであつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
――(義理の)祖母の今の言葉はそれを思ひ出して言つたこと明かであつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
標準
in-law