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死生

しせい異読 ししょう
名詞頻度ランク #36247 · 青空 217
1
標準
life and death
文例 · 用例
何となれば、死生の際が人を詩化せしむる如く、戦争は、国民を詩化せしむるものにして、死生の際が人情の極致を発露する如く、戦争は実に、国民品性の極致を発露すべきものなれば也。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
死生の際が人情の極致を発露する時なりとして詩歌に、小説に、美文に採用せられ、歌はれ、描かれ写されつゝあるは、通例の事に属す。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
もとより真の已達の境界には死生の間にすら関所がなくなっている、まして覚めているということも睡っているということもない、坐っているということと起きているということとは一枚になっているので、比丘たる者は決して無記の睡に落ちるべきではないこと、仏説離睡経に説いてある通りだということも知っていなかった。
幸田露伴 観画談 青空文庫
暴風にテントを飛ばされたり、落雷のために負傷したり、そのほか、山くずれ、洪水などのために一度や二度死生の境に出入しない測量部員は少ないそうである。
寺田寅彦 地図をながめて 青空文庫
美しく名乗りをあげ、美しく戦い、美しく死に、又は殺すべく……人間性の真剣味を極度にまで発揮すべく……死生を超越して努力している。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
しからば現代の能は、どこまで死生の上に超越しているか。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
将来、死生を共にしようと言う処まで高潮したので、とにかく今夜は俺の家に来いと言う事になって、グデングデンになっている奴を引っぱって帰ると、出迎えた細君に残りのバラ銭を一掴み投げ与えた。
夢野久作 呑仙士 青空文庫
それから二階で又盛んに飲んで、歌って、死生の契りを固めているうちに、とうとう飲み潰れて二人ともグウグウ寝てしまった。
夢野久作 呑仙士 青空文庫