運命
うんめい異読 さだめ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #3182 · 青空 10094 例
標準
fate
文例 · 用例
俺は廊下に立たされて、何がなし、「運命だ」と思ふのだつた。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
要するに不思議な運命のそれ自体単純にして、それを織成す無限に複雑な因子の離合の間に、今や我々に既に分つたことは、宮沢賢治は死後間もなく認めらるるに至つたといふことである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
我が現状の裡に身を置いて考へる限り、これは正しく運命のいたづらである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
純粋持続の、人に於ける心理的状態は、強ひて言へば、未来を思ふとしては神を、現在を思ふとしては自己を、過去を思ふとしては運命を信じてゐるのだ。
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
かういふ風なら時代の如何を問はず運命を開拓してゆくのであらうと思つた。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
何れにしても、それは成つてみれば運命の臼の加減といふほかないのであるが、成つてみるまでは人には各々胸の混沌、直観としてのイデエがあるばかりである。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
主として運命は我等を導いて行つた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
初めて病気の発作が起った時、ヘルンは自己の運命をすっかり自覚し、死後における妻子の保護と財産の管理とを、親友の法学士に一任して、後に心がかりのないようにした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
例句