死屍
しし
名詞頻度ランク #27476 · 青空 215 例
標準
corpse
文例 · 用例
あたりの空気には、死屍のような臭気が充満して、気圧が刻々に嵩まって行った。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
ここのところをわが青海流では、死屍水かかずしてよく浮くといって、平泳ぎのこころだ」「それは、よくおとうさんがおっしゃる、あの渾沌未分の兄弟か何かなの」 小初は食後の小楊枝を使いながら父親を弥次った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
だが、一人の死屍に、そして、山の方へだが、まだ、山へはさしかからず平地をつゞいて行くのに、どうして六頭もの馬が、湯気が立つほど汗をかいているのだろう。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
どうして、一人の死屍がそんなに重いのか?
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
蓋の下は死屍でなく、鉄砲と手榴弾が、ずっしりと、いっぱいに詰めこまれてあった……。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そういう時にいつでも結局いちばん得をするのは、こういう犠牲者の死屍にむちうつパリサイあたりの学者と僧侶たちかもしれない。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
こゝに一個の死屍がある。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
その死屍が解剖を不可能とするのなら是非もないが、夫れは彼れ自身の妻であるのだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
作例 · 標準
戦場跡には数多の死屍が累々と横たわり、戦争の悲惨さを物語っていた。
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「あんな死屍の山は二度と見たくない」と生き残った兵士が震える声で言った。
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荒野に放置された死屍を、ハゲタカが空から虎視眈々と狙っている。
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