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はか
名詞頻度ランク #4691 · 青空 5993
1
標準
grave
文例 · 用例
ああ汝の肖像、われらおよばぬ至上にあり、金屬の中にそが性の祕密はかくさる、よしわれ祈らば、よしやきみを殺さんとても、つねにねがはくば、われが樂欲の場をうかがふなかれ、手はましろき死體にのび、光る風景のそがひにかくる。
萩原朔太郎 光る風景 青空文庫
「やりつぱなし」が比較的面白いからといふので、買はれたつて、当人としても世間としても浅なことである。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
人生の余剰価値ともあるべき筈の芸術が浅なことであるくらゐならば、頼みもしないにそんなものを作らなくてもよいのだし、作るとすれば図々しいことである。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
それがまた不思議に癒る(心は悪くないが、浅であることの象徴みたいだと予てブラ公はさう思つてみてゐるのである)。
中原中也 引越し 青空文庫
あなた一所に行きます』と言って、ヘルンが妻を連れ出す所はたいてい多くは寂しい静閑の所であり、寺院の地や、邸の空庭や、小高い見晴らしの丘などであった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
毎日経よむとを弔いするで、よろこぶの生きるです』『あなた、ほかの世、坊さんと生れて下さい』『ああ、私願うです』 人間よりも、虫や鳥の方が幸福だと言ったヘルンは、人生について、悲哀の外の何物をも知らなかった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
寺の住持になって世を隠遁し、読経と掃除に余生を送りたいといった彼の言葉は、決して一時の戯れではなく、彼の心の無限の悲哀を告白した言葉であった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
今、この悲しい詩人の霊は、雑司ヶ谷の草深い地の中に、一片の骨となって埋まっている。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫