腐敗
ふはい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #9366 · 青空 1014 例
標準
decomposition
文例 · 用例
しかし蠅を取りつくすことはほとんど不可能に近いばかりでなく、これを絶滅すると同時に、蛆もこの世界から姿を消す、するとそこらの物陰にいろいろの蛋白質が腐敗して、いろいろのばいきんを繁殖させ、そのばいきんはめぐりめぐって、やはりどこかで人間に仇をするかもしれない。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
それは決して其結果によって打算的な仕向けをするという卑しい考えからでは無くて、自分の身辺を晦まして置くという手前勝手を許さない事になり、また本当に自分の親愛なものの心を停滞させ腐敗させ無い為のやはり叡明な愛の作業だと思います。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
「試験」が重大で誠意が熱烈で従って緊張が強度であればあるほどに、それを無事に過ごしたあとの長閑さもまた一入でわれわれの想像出来ないものがあるであろうと思いながら、夕刊第二頁をあけると、そこには、教育界の腐敗、校長の涜職事件や東京市会と某会社をめぐる疑獄に関する記事とが満載されている。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
一種の腐敗したような臭味があるが、飲んでみると存外好いものだという話である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
もう腐敗はしてゐるが、まだ生きてゐる、大きな魚の切り身のやうにぴくぴく動きながら。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
が、まだその内に居殘つてゐた者たちは、ときどきこつそりと、部屋の中央にある、大きな、薄暗い塊りへ眼をそそぎながら、それが單に腐敗物の上に被せられてゐる大きな衣類に過ぎないことを望んでゐた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
」4 夜が更けて僕が眼覚めたとき、かたわらには腐敗しかかった売笑婦の肉体が萎れた花のように残っていた。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
そこには豚の脂肪や、キャベツや、焦げたパン、腐敗した漬物の臭いなどが、まざり合って、充満していた。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
作例 · 標準
夏の暑い日に生ゴミを放置したため、すぐに腐敗してひどい臭いを放ち始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
冷蔵庫の奥から、すっかり腐敗してしまった古い野菜が見つかった。
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鑑識官は、遺体の腐敗の進行状況から、死後経過時間を慎重に推定した。
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標準
corruption
作例 · 標準
長年の独裁政権下で、官僚機構の腐敗は深刻なレベルに達していた。
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彼は「政治の腐敗を正す」と訴え、クリーンなイメージを前面に出して選挙戦を戦った。
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大企業の幹部による贈収賄事件が発覚し、組織全体の根深い腐敗が明らかになった。
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ウィキペディア
腐敗(ふはい)とは、有機物が微生物の作用によって変質(不完全分解)する現象である。
出典: 腐敗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0