屍
しかばね異読 かばね・し
名詞頻度ランク #21197 · 青空 1289 例
標準
corpse
文例 · 用例
蒼天萩原朔太郎いつしんなれば、あふむけに屍體ともなる、つめたく合掌し、いんよくいちねん、きりぎりす青らみ、もはら、雀みそらに殺さる。
— 萩原朔太郎 『蒼天』 青空文庫
『あれ』屍を守る見樣で、棒の如く突立つた女は、軈て俄然と身を投て、伏重なつたと思ふと、熟と僵れて身動も仕無い。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
病院で手術した患者の血や、解剖学教室で屍体解剖をした学生の手洗水が、下水を通して不忍池に流れ込み、そこの蓮根を肥やすのだと云うゴシップは、あれは嘘らしい。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
吹く風誘はず、地の上の敷きある屍――空、演壇に立ちあがる。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
性なきまでに白げられたる、木の骨――というより外に、与える名がない――と、砂に埋まれた楕円石や、稜角の鋭いヒイラギ石やは、丁度、人間の屍骸が、木乃伊となって、木偶か陶製の人物か、区別が見えないと同じように、原性を失って、唯一自然の平等相に復帰している。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
――尤も、船会社と、船会社から頼まれた海軍だけだったが―― やがて、彼女が、駆逐艦に発見された時、船の中には、「これじゃ船が動く道理がない」と、船会社の社長が言った半馬鹿、半狂人の船長と、木乃伊のような労働者と、多くの腐った屍とがあった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
二人の子供たちは、今まで、方々の仕事場で、幾つも幾つも、惨死した屍体を見るのに馴れていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
それでも、子供たちは、その小さな心臓がハチ切れるように、喘いでいるのにその屍体を起すことにかかっていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
作例 · 標準
戦場には、多くの兵士の屍が横たわっていた。
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彼の前には、動物の屍が転がっていた。
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古い映画で、探偵が屍を調べていた。
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標準
kanji "corpse" radical
作例 · 標準
漢字の「屋」には、「屍」の部首が含まれている。
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漢字の学習において、「屍」の部首は多くの漢字に共通して見られる。
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「屍」の部首を持つ漢字は、身体や建物に関係するものが多い。
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