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峰頭

ほうとう
名詞
1
標準
summit of a peak
文例 · 用例
うす日で安心していた間もなく、雨がザッとふり注いで来た、谷の中で雨に降り出されるほど、滅入った気になることはない、ゆうべ槍ヶ岳の峰頭から見た、北の空の燃え抜けるように美しい夕日も、今になって見ると、神棚の火のように影がうすいものであった。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
平氏は、福原の遷都を、掉尾の飛躍として、治承より養和に、養和より寿永に、寿永より元暦に、天暦より文治に、円石を万仞の峰頭より転ずるが如く、刻々亡滅の深淵に向つて走りたりき。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
丸山を越えると大沢岳、この峰頭は露岩が多くていい気分である。
松濤明 春の遠山入り 青空文庫
幾つかの峰頭が山頂に兀立するさま蓮の花に似ているからだということである。
木暮理太郎 白馬岳 青空文庫
野口五郎岳、針木岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などの白馬山脈の山々は、長い山脈を縦に望むせいか、峰頭は痩せて尖り、山体は横にふくれ、それを腰のあたりでグイと引き締めてから一気に谷底まで引き下ろしている、何という力の均衡のとれた線であろう。
木暮理太郎 白馬岳 青空文庫
北アルプスは概して起伏に富み、それがまた小刻みに刻まれて、大小の峰頭は乱杭の如くまたは鋸歯の如く駢立し、鋭く天を刺している。
木暮理太郎 南北アルプス通説 青空文庫
しかるに南アルプスは起伏少く、大まかでゆったりした観があり、峰頭の鋭く尖っていることは極めて稀である。
木暮理太郎 南北アルプス通説 青空文庫
偃松の間を抜けてガラガラに石を敷き詰めたような広い高原ともいう可き峰頭に出る、後から「旦那、鷲だ鷲だ」と人夫が叫ぶ。
木暮理太郎 大井川奥山の話 青空文庫
作例 · 標準
登山家たちは、険しい山道の末にようやく峰頭に到達した。
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峰頭からは、眼下に広がる壮大な景色が一望できた。
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雲が晴れると、遠くの峰頭が姿を現した。
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