解放
かいほう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #3163 · 青空 2686 例
標準
release
文例 · 用例
後世、彼等の作品が手法を解放したといふ位の事は考へられるであらうが、それ以上のことが考へられようわけはない。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
寧ろ斯かる場合には、直観が稀薄になるについては一定の時間内に吾人が熟視し得ざる程多量の物をみせられたからでもあらうことに思ひを到して、個人が個人外との関係から意識上では解放される、即ち肚据えて十分に出来ることだけをするやうに心懸けるに如くまい。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
第一回の講義の始めに、人間本位の立場から物理学を解放すべきことや物理的世界像の単一性などに関する先生の哲学の一とくさりを聞かせた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
ここから見ると、赤沢岳の鞍状の凹みの間から、常念岳が出たが、頂上は雲で見えなかった、昨夜の野営で一日分の食糧が減ったので、人夫の一人を解放して、下山させた。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
この氷の解放に伴って、いくばくの犠牲を、要求されているかは、河原の荒涼粛殺を見たまえ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
だが、君が、現在の世の中に対して持つてゐる、支配階級へのじゆそ、君と同じやうに踏みくだかれてゐる者への愛情や涙、この不合理から自分自身を解放する為の組織、さういふものを、死を決して、遺言として残す積りでかゝれば、必ず人を打ち、動かすものが書けると思ふ。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
焙られるような苦熱からは解放されたが、見当のつかない小僧は、彼に大きな衝撃を与えた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
俺が子供に贈物にする事の出来そうな唯一の望みは、プロレタリア解放運動の上にかかっているんだ!
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
標準
deallocation (of computer memory)
ウィキペディア曖昧さ回避
解放(かいほう) 解き放つこと。束縛を解いて自由にすること。特に差別や抑圧から解き放つことをいう。おもな用例としては奴隷解放宣言、民族解放戦線、部落解放同盟、女性解放運動など。 革命勢力の手によって共産主義化・社会主義化すること。おもな用例としては中国人民解放軍、南ベトナム解放民族戦線など。 解放の日 - 世界各国で制定されている記念日や祝日のひとつ。
著作物名
- 解放 (雑誌) — 大正期・昭和戦前期に出されていた雑誌。第1次『解放』はリベラル派(黎明会)を中心にしたものであり、第2次『解放』は社会主義者によって刊行されていた。
- 解放 (革マル派) — 第二次世界大戦後の新左翼党派のひとつである革マル派(解放社)の機関紙。
- 解放 (社青同解放派) — 同じく新左翼党派のひとつである社青同解放派(革命的労働者協会 / 現代社)、およびその主流派の流れを汲む革命的労働者協会(社会党社青同解放派)こと「革労協現代社派」の機関紙。
- 解放 (赤砦社派) — 同じく新左翼党派のひとつで、革命的労働者協会(解放派)こと「革労協赤砦社派」の機関紙。
- 解放 (テレビドラマ) — 中国のCCTV-1で放送されたテレビドラマ。
- 解放 (曲) — 青山なぎさのシングル
- 解放 (アルバム) — 青山なぎさのアルバム。上記楽曲を収録。
地名
- 中国の行政区名。
- 解放区 (焦作市) — 河南省焦作市の市轄区。
- 解放街道(曖昧さ回避)
- 解放郷(曖昧さ回避)
商品名
- 解放(中国の自動車ブランド) — 米国ゼネラルモーターズと中国第一汽車の合弁で、中国市場限定で展開する小型トラックのブランド。
出典: 解放 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0