回報
かいほう
名詞
標準
circular
文例 · 用例
実は今まで郷里の方に対して、受験の成績は毎回報告していましたが、髪の白い女のことなぞはいっさい秘密にしていました。
— 岡本綺堂 『白髪鬼』 青空文庫
すでに第一回報告として『新聞研究室第一回研究報告』なるものが出版されているが、之は思うに、わが国に於ける理論的な新聞研究の最高水準を略々占めるものだと云っていいだろう。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
処で、今度の第二回報告では、新聞調査の範囲は著しく拡大されたのである。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
つづいて十二月に入って、第二回報告書が公にされた。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
それとも、わが百万の大軍と相まみえて、呉国を強いて滅亡へ導くつもりなりや否や、即刻、回報あるべし――という強硬なる半面|威嚇、半面|懐柔の檄文だった。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
早晩人到り、回報疾風のごとくあらんことを。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
酔ってかいほうさしてやるぞ。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
かず枝は、もっと水上の駅にちかいほうが、淋しくなくてよい、と言った。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫