蒼々
そうそう
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #3878 · 青空 130 例
標準
blue (sky, ocean, etc.)
文例 · 用例
碧に煌めく桐の葉の半分と、蒼々無際限の大空が見える。
— 国木田独歩 『都の友へ、B生より』 青空文庫
泣いたのと暴れたので幾干か胸がすくと共に、次第に疲れて來たので、いつか其處に臥てしまひ、自分は蒼々たる大空を見上げて居ると、川瀬の音が淙々として聞える。
— 国木田独歩 『畫の悲み』 青空文庫
泣いたのと暴れたので幾干か胸がすくと共に、次第に疲れて来たので、いつか其処に臥てしまい、自分は蒼々たる大空を見上げていると、川瀬の音が淙々として聞える。
— 国木田独歩 『画の悲み』 青空文庫
折から雨のあとの面打沈める蒼々漫々たる湖は、水底に月の影を吸はうとして、薄く輝き渡つて、沖の大蛇灘を夕日影が馳つた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
山岸の一方が淵になって蒼々と湛え、こちらは浅く瀬になっていますから、私どもはその瀬に立って糸を淵に投げ込んで釣るのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
ほかの子は一人もこんな目じゃなかったよ、みんな赤ん坊の時から蒼々した大きい目だったよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
蒼々とした夕暮の底に、彼女から貰った宝石を握ったまま、空虚のような眼を見開いていたが、その視線の中に、まともに振り返った彼女の顔つきの醜かった事……。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
」 金木川にわかれて、こんどは鹿の子川に沿うてしばらくのぼり、やつと森林鉄道の軌道から解放されて、ちよつと右へはひつたところに、周囲半里以上もあるかと思はれる大きい溜池が、それこそ一鳥啼いて更に静かな面持ちで、蒼々満々と水を湛へてゐる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
雲一つない蒼々とした秋の空が、どこまでも高く透明に広がっている。
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船の甲板から見渡す限りの蒼々たる大海原を目にして、地球の広さを実感した。
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蒼々とした湖面が巨大な鏡のように周囲の連峰を映し出し、幻想的な景色を作っている。
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標準
fresh and green (of vegetation)
作例 · 標準
雨上がりの庭では、楓の若葉が蒼々と茂り、滴る水滴がキラキラと光っている。
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広大な牧場には蒼々とした草が絨毯のように広がり、羊たちがのんびりと草を食んでいた。
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夏の強烈な太陽を浴びて、田んぼの稲が蒼々と育ち、村に豊作の予感を感じさせる。
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標準
greying (hair)
作例 · 標準
久しぶりに再会した恩師は、髪が蒼々と白くなり、年月の流れの速さを痛感させた。
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彼は心労を重ねたせいか、まだ30代なのにこめかみに蒼々としたものが混じり始めている。
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白髪を染めずに、蒼々とした髪を上品なショートヘアに整えた彼女は、非常に知的で凛として見えた。
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