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草々

そうそう
名詞形容動詞頻度ランク #3878 · 青空 73
1
標準
hurry
文例 · 用例
勾当は、ただちにその中山という人の宿を訪れて草々語らい、その琴の構造、わが発明と少しも違うところ無きを知り、かえって喜び、貴下は一日はやく註文したるものなれば、とて琴の発明の栄冠を、手軽く中山氏に譲ってやった。
太宰治 盲人独笑 青空文庫
草々        十月二十六日夏目金之助     鈴木三重吉樣          四四一 明治三十九年十月二十六日 (時間不明) 本郷區駒込千駄木町五十七番地より本郷區彌生町三番地小林第一支店鈴木三重吉へ [封筒表中央下に「第二信」とあり] 只一つ君に教訓したき事がある。
夏目漱石 鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年 青空文庫
搗てて加えて哈爾賓へ着く草々詰らぬ奇禍を買って拘留された。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
草々が水葵であり睡蓮でありヒツヂ草やラツパ草が咲いてゐるのを見れば池に違ひなかつたのに私は余程迂闊だつたのだ。
牧野信一 天狗洞食客記 青空文庫
はつきりと、もう明け放れて陽の金色の箭が山の頂きを滑つて、模型と化してゐる水車の翼に戯れながら、川岸の草々の露を吸ひとつてゐた。
牧野信一 バラルダ物語 青空文庫
草々頓首」(四月二十八日)(『映画春秋』創刊号・昭和二十一年八月)
伊丹万作 戦争責任者の問題 青空文庫
春から夏にかけて、地上のあらゆる家屋、樹木、草々は、驚くべき直接な力で、各自の美しい存在、沈黙の裡の発育、個性というものを見る者の心に訴える。
宮本百合子 透き徹る秋 青空文庫
鱈かへると草々たべ申候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
出発の準備を草々と済ませ、彼は始発電車に飛び乗るようにして駅へ向かった。
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仕事を草々に切り上げて、入院している親友の見舞いに病院へ急いだ。
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食事を草々と終えると、彼は再び書斎にこもって難解な論文の執筆を始めた。
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2
標準
simple
作例 · 標準
突然の来客だったので、草々なおもてなししかできず申し訳なく思った。
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登山口にある草々な山小屋で、一晩の宿を借りて明日の登頂に備えることにした。
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限られた予算の中で、草々ながらも手作り感のある温かい結婚式を挙げた。
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3
標準
rough
作例 · 標準
筆ペンで草々と書き殴ったようなメモが、古びたテーブルの上に残されていた。
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時間がなかったので、草々なスケッチでアイディアの輪郭を伝えるしかなかった。
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彼は草々とした身なりをしていたが、その眼光は鋭く、隠しきれない知性が溢れていた。
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4
標準
yours sincerely
作例 · 標準
近況報告を兼ねた手紙の最後に、「草々」と添えて慎重に封を閉じた。
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拝啓で始まった丁寧な手紙を、読みやすい楷書で「草々」と結んだ。
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贈り物に添えられた短い礼状には、簡潔に「草々」とだけ記されていた。
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