堆
たい
名詞頻度ランク #101 · 青空 257 例
標準
bank (elevation in the seabed)
文例 · 用例
そこで彼は起ち上つて、室の隅に行つて、原稿紙の反古や本や雑誌の堆の中を探しはじめた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
近辺の寺々いずこも参詣人多く花屋の店頭黄なる赤き菊|蝦夷菊堆し。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
墓前花堆うして香煙空しく迷う塔婆の影、木の間もる日光をあびて骨あらわなる白張燈籠目に立つなどさま/″\哀れなりける。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
これを飲んだらあれを買ってやるからと云ったような事で、枕元には玩具や絵本が堆くなっていた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
稜角の端まで這い出して、小さい阜――古代の動物の骨のようにゴロゴロ転がっている石の堆積――の上に立った、石はビッショリと濡れて、草鞋が辷る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
一行の汽車は、箱根|火山彙を仰ぎ見て、酒匂川の上流に沿い、火山灰や、砂礫の堆積する駿河|小山から、御殿場を通り越したとき、富士は、どんより曇った、重苦しい水蒸気に呑まれて、物ありげな空虚を天の一方に残しているばかり。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
富士の四合目から以上を輪切りにすれば、木山に対するいわゆる石山で、イワツメグサ、オンタデなど、薄い髪の毛のような草はあっても、眼にいらず、ただ見上げるばかりの岩石の堆積である。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その辺の農家の石垣は、氷河の推し流した堆石を使ったりしているのが、私たち富士山で、万年雪を物色したり、日本アルプスで、「カアル」の痕を、氷河時代の遺蹟か否かと、論じ合ったりしている手合いに、いかに珍しかったろうか。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
作例 · 標準
海底には、魚たちが集まる小さな堆が見られた。
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海図には、航行の障害となる堆の存在が示されている。
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巨大な波が海岸に打ち寄せ、砂の堆を形成した。
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標準
pile
作例 · 標準
彼は書類の山を目の前にして、途方に暮れていた。
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工事現場には、大量の土砂が堆積していた。
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図書館の本棚には、古い文献が何冊も堆積している。
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