盛り土
もりど異読 もりつち
名詞
標準
embankment (for road, railway, etc.)
文例 · 用例
後者は「盛り土」の「盛り」に似る。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
反歌盛り土に足あとつけて子も蒔くと画の種ぶくろ日にかがやきぬ木彫の人形このごろはこのごろはくつろぎにけり。
— 北原白秋 『風隠集』 青空文庫
「これは若奥様のお植えになったものでございます」 老人はまた墓の盛り土へ指をさした。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
血が滲み出しはしないかと思われる位、死後の時間を経過しない棺桶が一つ、あら縄で括られたまま手荷物か何かのように、今掘り起こされつつある赭い盛り土の傍に置いてあった。
— 公娼存廃論者への参考資料としての実例 『ある遊郭での出来事』 青空文庫
丈の高い唐黍は荒あらしい葉をよろつたまま、盛り土の上には神経のやうに細ぼそと根を露はしてゐた。
— 芥川龍之介 『或阿呆の一生』 青空文庫
盛り土は胴搗きの連中によって、ヨッショ、ヨッショと固められていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
平地にはいったこの開鑿路は、盛り土の最後のモッコを、遂にぶっつけた――終点の、ひろげた傘のようなオンコ樹の根もとに。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
盛り土の壁の上にある錆びた鉄柵が土地を完全に取り囲んでおり、スクエアから数段階段を登った所にある門には南京錠が掛かっているのが見えた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
作例 · 標準
高速道路建設のため、広範囲に盛り土が行われた。
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地震の際に、盛り土でできた道路が崩れる被害が出た。
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堤防の補強工事として、新たな盛り土が加えられた。
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