胎
たい異読 はら
名詞頻度ランク #32330 · 青空 362 例
標準
womb
文例 · 用例
とまれ、此の世に更新を与へるもののその原初、その胎盤は何か?
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
それはとにかくこの人の云う通り、自分なども五十年来書物から人間から自然からこそこそ盗み集めた種に少しばかり尾鰭をつけて全部自分で発明したか、母の胎内から持って生れて来たような顔をして書いているのは全くの事実なのである。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
重ね重ねの母胎の苦労である。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
しかもそのなにかしらと感じていたものが、ふと生けるものの、女性の胎内とはかかるものではないかと思い浮べられて来たときに、女はわれ知らず、身体が熱くなり、顔の赭くなるのを覚えた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
まあ、この辺で事件は落着にしてもらいたい」 昭青年はこれを機として落髪して僧となり、別に河辺に鯉魚庵を開いて聖胎長養に入ったが、将来名器の噂が高い。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
蓮の葉はおそらく胎盤を指すものであろうか。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
学者と素人との意思の疎通せざる第一の素因は既にここに胚胎す。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
私は町の或る狭い横丁から、胎内めぐりのような路を通って、繁華な大通の中央へ出た。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
作例 · 標準
すべての生物は、母親の胎から生まれてくる。
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神秘的な胎動を感じ、新しい命の誕生を待った。
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胎児の成長は、超音波検査で確認できる。
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