強記
きょうき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
good memory
文例 · 用例
江戸時代随一の物知り男|曲亭馬琴の博覧強記とその知識の振り廻わし方は読者の周知の通りである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
滑稽な例をあげれば稗田阿礼の名が「博覧強記の人」の意味にこじつけられたりした。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
いわく、「江陰の士人葛君、その名を忘る、強記人に絶す。
— 南方熊楠 『失うた帳面を記憶力で書き復した人』 青空文庫
いわく、「陳諫なる者、市人にて強記なり。
— 南方熊楠 『失うた帳面を記憶力で書き復した人』 青空文庫
干宝は東晋の元帝に仕えて著作郎となり、博覧強記をもって聞えた人で、ほかに『晋紀』という歴史も書いて居ります。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
いづれも頭腦明敏、博覽強記にして、獨創力をも備へたり。
— 大町桂月 『近藤重藏の富士山』 青空文庫
馬琴の衒学癖は病膏肓に入ったもので、無知なる田夫野人の口からさえ故事来歴を講釈せしむる事が珍らしくないが、自ら群書を渉猟する事が出来なくなってからも相変らず和漢の故事を列べ立てるのは得意の羅大経や『瑯※代酔篇』が口を衝いて出づるので、その博覧強記が決して俄仕込にあらざるを証して余りがある。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
四 『八犬伝』の歴史地理 馬琴は博覧強記を称されもすれば自ら任じもした。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
作例 · 標準
父は一度聞いただけでも、複雑な楽譜を正確に記憶する強記の持ち主だった。
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歴史の年号も人名も、彼女は驚くべき強記で全て覚えていた。
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「この論文、参考文献リストも全部暗記してるなんて、君は本当に強記だな!」
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昔の電話番号まで覚えている祖父は、まさに現代の強記だ。
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