博学
はくがく
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
erudition
文例 · 用例
仮りに如何に博学多識の学者を案内として名所見物をするとしても、その人の所説にはそれぞれ何か確かな根拠はあるかもしれないが、それらの根拠を一つ一つ批判的に厳密に調べてみても一点の疑いのないという場合はむしろ稀であろう。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
芸術の技巧に関する伝統が尊重された時代には、芸術の批評権といったようなものは主に芸術家自身か、さもなくば博学な美術考証家の手に保存されて、吾々素人は何か云いたくなる腹の虫を叱り付けていなければならなかった。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
これについてそれぞれ博学な考証家の穿鑿をまつ事ができれば幸いである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
惟うに博学多才なる深川夫人が慈善会を代表して、渠が暴行を戒めしに、屈服したりしものならんか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
三吾は名は如孫、元の遺臣なりしが、博学にして、文を善くしたりければ、洪武十八年召されて出でゝ仕えぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
馬融は博学能文の大儒にして、盧植、鄭玄皆其の徒なり。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
順も博学能文の人であったが、後に大江匡房が近世の才人を論じて、橘ノ在列は源ノ順に及ばず、順は以言と慶滋保胤とに及ばず、と断じた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
匡衡は七歳にして書を読み、九歳にして詩を賦したと云われた英才で、祖父の維時の学を受け、長じて博学、渉らざるところ無しと世に称せられていた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の博学ぶりにはいつも感銘を受ける。
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博学な人は、様々な分野に精通しており、話していて飽きることがない。
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昔の文豪は、皆博学で教養が深かった。
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