知識
ちしき
名詞頻度ランク #881 · 青空 8151 例
標準
knowledge
文例 · 用例
何しろ近頃の世の中は、――尠くとも知識階級は、まるで肚が坐つてゐない。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
たゞ或る時は僅かな経済学的知識を持出してその裏付けとなし、或る時は自分の感傷にまかせてダダを捏ねるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
然しま、私の貧弱な歴史的知識によれば、精神を閉却した時にその社会は幸福ではなかつた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
アンチテエゼの成立が、その成立の見透しが、甚だややこしく、あいまいになって来て、自己のかねて隠し持ったる唯物論的弁証法の切れ味も、なんだか心細くなり、狼狽して右往左往している一群の知識人のためにも、この全体主義哲学は、その世界観、その認識論を、ためらわず活溌に展開させなければなるまい。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
博識の人が、おのれの知識を機会ある毎に、のこりなく開陳するというのは、極めて自然の事で、少しも怪しむに及ばぬ筈であるが、世の中は、おかしなもので、自己の知っている事の十分の一以上を発表すると、その発表者を物知りぶるといって非難する。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
私たち不勉強の学生たちを気の毒に思い、彼の知識の全部を公開する事は慎しみ、わずかに十分の三、あるいは四、五、六くらいのところまで開陳して、あとの大部分の知識は胸中深く蔵して在るつもりでいたのだろうけれども、それでも、どうも、周囲の学生たちは閉口した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ああ、もう東京はいやだ、殺風景すぎる、僕は北京に行きたい、世界で一ばん古い都だ、あの都こそ、僕の性格に適しているのだ、なぜといえば、――と、れいの該博の知識の十分の七くらいを縷々と私に陳述して、そうして間もなく飄然と渡支した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ああ、けれども人は、その知識の十分の一以上を開陳するものではない。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
作例 · 標準
豊富な知識を持つ彼は、どんな質問にも的確に答えてくれる。
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知識を深めるために、毎日少しずつでも読書をしよう。
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彼の専門知識は、このプロジェクトに不可欠だ。
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