博覧強記
はくらんきょうき
名詞
標準
encyclopedic knowledge and strong memory
文例 · 用例
江戸時代随一の物知り男|曲亭馬琴の博覧強記とその知識の振り廻わし方は読者の周知の通りである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
滑稽な例をあげれば稗田阿礼の名が「博覧強記の人」の意味にこじつけられたりした。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
干宝は東晋の元帝に仕えて著作郎となり、博覧強記をもって聞えた人で、ほかに『晋紀』という歴史も書いて居ります。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
馬琴の衒学癖は病膏肓に入ったもので、無知なる田夫野人の口からさえ故事来歴を講釈せしむる事が珍らしくないが、自ら群書を渉猟する事が出来なくなってからも相変らず和漢の故事を列べ立てるのは得意の羅大経や『瑯※代酔篇』が口を衝いて出づるので、その博覧強記が決して俄仕込にあらざるを証して余りがある。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
四 『八犬伝』の歴史地理 馬琴は博覧強記を称されもすれば自ら任じもした。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
鴎外の博覧強記は誰も知らぬものはないが、学術書だろうが、通俗書だろうが、手当り任せに極めて多方面に渉って集めもし読みもした。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
博覧強記で土俗学から印度哲学から言語学から何から何まで行くとして可ならざるなき底の学者であるが、専門は粘菌の分類である。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
後には座談の名人とも言はれた彼れ、其時分から一かどの※ーチュアソーで、博覧強記で、蘊蓄は和漢の雑学が六七分、西洋のそれが三四分といふところ。
— 坪内逍遙 『斎藤緑雨と内田不知菴』 青空文庫
作例 · 標準
彼は博覧強記で、どんな質問にも即座に答えることができる。
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彼の博覧強記ぶりには、いつも驚かされる。
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博覧強記の先輩は、様々な分野で私たちを助けてくれる。
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