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狂気

きょうき
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #9856 · 青空 1449
1
標準
madness
文例 · 用例
そして私共は、既にかうした青春時代の花やかな、とはいへいくぶん狂気じみた創造の夢を過去に微笑して観ることさへもできる。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
そして赤坊の唾液で濡れた拑子を指先で挟んで持つてゐながら、母親が子供を揺りながら泣いたり、その子の瞳を見入つて一言二言狂気のやうに云つたりするのを「そんなにして俺が何が出来るものか」と思つて立つてゐた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
先を争いて馬車に乗らんとあせる人狂気のごとく、見る間に満員となりて馳せ出せば友にはぐれて取り残さるゝ人も多し。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
一同は狂気のように躍り上って、悦んだ、そうして小さい谷川へ下りたときには、敷石の水成岩の上に、腹這いになって、飲む、嗽ぐ、洗う、もう浸かるばかりにして、やっと満腹した。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
男は、夢中で狂気染みた沙汰を醒めて冷く指摘されたように、口|銜り、みると額に冷汗までかいている。
岡本かの子 富士 青空文庫
子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気のやうにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立ってゐるなどとてももう腸もちぎれるやうでした。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気のやうにふりうごかしました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
さもなければ狂気したのだ。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
作例 · 標準
彼の突然の行動は、まるで狂気に駆られたかのようだった。
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極度のストレスが、彼女を静かな狂気へと追いやった。
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その小説の主人公は、復讐心から狂気に陥っていく。
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