海港
かいこう
名詞
標準
port
文例 · 用例
海港之圖 港へ來た。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
津軽第一の海港にしようとして、外ヶ浜奉行がその経営に着手したのは寛永元年である。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
風を祭る、海港のブイに祭る。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
この現実の灰色の亜鉛屋根ばかりの、それでいて尖った旧式の装飾頭をつけた棟の連続、汽船の煤煙、薄ら寒い輝かぬ海港、雲の群れて曇った空、そうした見馴れぬ北国の風物に直面している私である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
海港の街は、まずその触手を海岸へ、海岸の空地へと伸ばしていく。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
3 Sluys ――オランダのベルギーとの国境に近いところにある海港。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
11 Oporto ――ポルトガルの海港。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
此の地は玉祖宿禰の祖たる玉祖命、又名天明玉命、天櫛明玉命を祀れる處にして周防の一宮と稱せられ、今の三田尻の海港を控へ、内海の衝要に當れり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫