寄進
きしん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #41539 · 青空 376 例
標準
contribution (to a temple, shrine, etc.)
文例 · 用例
そうしてこの頃では到る処の街頭で千人針の寄進が行われている。
— 寺田寅彦 『千人針』 青空文庫
この信者のなかで工面のよさそうな奴を奥座敷へ引き摺り込んで、どう誤魔化すのか知らねえが、多分の金を寄進させるという噂だ。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
祈祷料は思召しなんですけれど、ひとりで二|歩三歩も納める奴があるそうですから、たいしたものです」「それはまあそれとして、その行者は工面のよさそうな信心ものを奥へ連れ込んで、なにか秘密の祈祷をして多分の金を寄進させるというじゃあねえか。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
)寄進札そゞろに誦みて、 僧の妻庫裡にしりぞく。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
……第一寄進に着いた電燈に対してもお鹿の女房が辞退するのを、遠慮は要らない、で直ぐに、あの、前刻のあれ、雛の栄螺と蛤の新聞包みを振下げて出た。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
これがまた清葉が寄進に附いたのさ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
信者の寄進したものと云つても、押絵細工の額面か、鼻や手足の欠けた人形か、絹の色糸がかがつてはあるが何の値もない手毯か、そんなものより外は、一つだつて金目の籠つた品物のないのは、彼がふだんようく知つて居る所である。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
「その居士が、いや、もし……と、莞爾々々と声を掛けて、……あれは珍らしい、その訳じゃ、茅野と申して、ここから宇佐美の方へ三里も山奥の谷間の村が竹の名所でありましてな、そこの講中が大自慢で、毎年々々、南無大師遍照金剛でかつぎ出して寄進しますのじゃ……と話してくれました。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
作例 · 標準
村人たちは、荒れ果てた寺の修復費用として寄進を行った。
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匿名で高額な寄進があったと、住職が檀家総代に報告していた。
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彼は長年、地域の文化財保護のために私財を寄進し続けている。
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この鐘楼は、多くの信者の寄進によって建立されたものだ。
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