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奉納物

ほうのうぶつ
名詞
1
標準
votive offering
文例 · 用例
それだけでも、伊勢屋一家の信仰を買うには十分であって、伊勢屋からは少なからぬ奉納物を神前にささげた。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
かれが奉納物を持参したときに、行者は久次郎の顔をつくづく眺めながら云った。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
その奉納物は親子二人きりの相談で、店の者共にはよく判らないのであるが、ひと月あまりのあいだに二、三百両を運び込んだらしいと番頭どもは睨んでいた。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
信心者からの奉納物らしい目録包みの巻絹や巻紙や鳥や野菜や菓子折や紅白の餅なども其処らにうず高く積まれてあった。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
この御祈祷におかかり下さる前に、わたくしの御奉納物を一度おあらためを願いたいと存じますが……」「なんと云わるる」と、式部は少し眉をよせた。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
護摩料や燈明料は云うまでもなく、そのほかにもいろいろの奉納物が山のように積まれた。
蝶合戦 半七捕物帳 青空文庫
そこが昔と今とは人情の違うところで、いくら悪い奴でもお開帳の奉納物を盗むなぞという事はあるまいと油断している。
夜叉神堂 半七捕物帳 青空文庫
それでも江戸は生馬の眼をさえ抜く所だからと云うので、寺男がひと晩のうちに三度は見廻ることになっていて、寺男の弥兵衛が九ツと八ツと七ツ、即ちこんにちの十二時と午前二時、四時の三度は、そこらの小屋を一巡して、奉納物に別条はないかと見まわる。
夜叉神堂 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
祭壇には、初物の果物や野菜が奉納物として並べられていた。
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戦で無事に帰還した武士は、感謝の印として剣を奉納物とした。
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「これらの奉納物が、神様への敬意を表しています。」
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