鬼神
きしん異読 きじん・おにがみ
名詞頻度ランク #44129 · 青空 646 例
標準
fierce god
文例 · 用例
(静かにダブって)T「そんな訳で とうとう鬼神組を 皆殺しにして 了ったんです」 =江戸の町 話して居るのは鏝不付の半次。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
T「淋しいな」 側の半次が相槌打った「淋しゅう厶んしょうね」T「今更、鬼神組と 喧嘩した、あの頃が 懐かしい」 泌々と独り言云う大吉。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
恁てこそ鬼神と勇士が力較べも壮大ならずや。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
鬼神のお松といふに至つては、余りに卑しい。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
食したがっている者なのであるが、他の大鬼神に敵わないので、六ヶ月前に人の死を知り、先取権を確立するものであり、なかなか御稲荷様のような福祇尼はまた阿修羅波子とも呼ばれて、その義は「飲血者」である。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
織田信長が今川を亡ぼし、佐※木、浅井、朝倉をやりつけて、三好、松永の輩を料理し、上洛して、将軍を扶け、禁闕に参った際は、天下皆鬼神の如くにこれを畏敬した。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
モトモトテニスらしいものが出来るのは、正直のところ一滴も酒の飲めない筆者の一組だけで、ほかは皆、支那の兵隊と一般、テニスなんてロクに見た事もない連中が吾も吾もと咽喉を鳴らして参加するのだから、鬼神壮烈に泣くと言おうか何と言おうか。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
もし、この便りをさえ失った後は、全く忘却の中に悪魔や鬼神の擒となり、無際限の奈落の底に引きずり込まれて行っても、それを何によって感覚したらよいであろうか。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
作例 · 標準
彼は鬼神のごとき形相で、次々と押し寄せる敵に立ち向かった。
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怒りに燃えたその剣幕は、まさに鬼神のようだった。
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村の祭りで飾られる鬼神の面は、迫力があって子供たちが怖がっていた。
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チームは彼の鬼神のごとき活躍により、劣勢を跳ね返した。
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ウィキペディア
鬼神(きじん、きしん、おにがみ)は、「きじん」または「きしん」と音読みした場合の第一義としては天地万物の霊魂あるいは神々の意味として、その他では超人的な働きをする者の比喩として用いられ、「おにがみ」と訓読みした場合は、目に見えない精霊または荒々しく恐ろしい神を意味する。
出典: 鬼神 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0