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敢闘

かんとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
fighting bravely
文例 · 用例
低速のおかげで往復に寧日なく、呼べば「ヘーイ」と調子の外れた大声で返事はするが目じろぎもせず必死の構へは崩れをみせず、真剣敢闘、汗は流れ、呼吸は荒れ、たまに勝負の手があくと汗をふきふき誰彼と腹蔵なく談論風発、隠し芸まであつて「浜辺の歌」だの「小さな喫茶店」などゝいふセンチな甘い歌が大好きで声もよい。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫
今日敵は焼夷弾と爆弾の混投を行ない、相当火災も起こったようで、「官民必死の敢闘により消火中云々」と放送された。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
「後続機に対して警戒中なり」というナマぬるい放送をして置きながら、間もなく「大挙来襲に敢闘せよ」と出し、空襲警報を発令した。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
◯放送でも「今日の敢闘は賞讃に値いする」といった。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
ふと目がさめると「いかなる攻勢にあうとも敢闘を望む……」と放送をしている。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
いつの間にか皆家へ戻っていて、それぞれの部署を守って敢闘した由。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
もちろん到るところ完全な焼け跡が目につくばかりで、空襲当時の不安と混乱と市民の敢闘ぶりは想像の及ばぬものであつたらう。
岸田國士 其日、其日の気持 青空文庫
二回戦で敗れたが、特に敢闘賞をもらった。
坂口安吾 町内の二天才 青空文庫