官等
かんとう
名詞
標準
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文例 · 用例
今しも、後部甲板昇降口より現はれて、一群の肩章に波を打たせたる年少士官等と語りながら、徐かに此方に來かゝる二個の人――軍艦々上には珍らしき平服の姿、一個は威風堂々たる肥滿の紳士、他の一個は天女の如き絶世の佳人!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
艦長松島海軍大佐、濱島武文、其他同席の二三|士官等は、凛々たる面に微笑を浮べて、互に顏を見合す時、軍艦「日の出」の右舷左舷には、潮の花は玉と亂れて、艦の速力は飛ぶが樣であつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
」と見る/\内に長蛇の船列は横形の列に變じて、七|隻の海賊船の甲板には月光に反射して、劍戟の晃くさへ見ゆ、本艦の士官水兵は一時に憤激の眉を揚げた、中にも年少士官等は早や軍刀の※を握り詰めて、艦長の號令を待つ、舷門の邊、砲門の邊、慓悍無双の水兵等は腕を摩つて居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
一度病院へ取って返して、病人本間の様子を見舞い、身支度して出直さんと本郷に帰りけるに、早警官等は引取りつ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
けれども、自分の姿を見れば直ちに追跡する警官等が、其理屈を肯いて呉れるや否やを危んだ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
警官等は自分の敵であると彼は一図に信じていた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
やっと巧く行きそうな月には、決って英国軍艦が入港し士官等の招宴を張らねばならぬようになる。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
曩に拿破里に在りし時、獨逸の士官等の、瑞西の山水を説くを聞き、一たび往いて觀んことを願ふこと漸く切なるに、汽船もて達し易きジエノワを距ること遠くもあらぬを知れば、意を決して往くことゝしつ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
昇進試験に合格し、新しい官等を得た。
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この役職は、一般の官等よりもかなり高い。
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古い役所では、官等によって席順が決まっていたそうだ。
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