光輝
こうき
名詞頻度ランク #36410 · 青空 482 例
標準
brightness
文例 · 用例
向って蝙蝠岳の残雪が、銀光りに輝いて、その傍に三角測量標が、空を突いて立っている、間の岳(赤石山脈)は森に隠れて見えない、冷い風が、暗い穴からでも来るように、ひいやりと吹く、鳥はひんから、ひんからと、朗らかに囀ずる、登るに随って、蝙蝠岳はほぼ正西に、間の岳は北西に、いずれも残雪白く、光輝を帯ぶ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
岩の上には、浦島ツツジ、ツガサクラ、コケモモなどが、平ッたくしがみついている、私は岩角に身を倚せて、眼下遥かに低い谷底を見た、雲と霧と入り乱れて、フツ、フツと山上目がけて来る、その裂け目から谷を隔てて赤石山脈の大嶺、その間に、また谷を隔てて早川の連嶺が、幾析となく重なって、不安な光輝を放っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
厚味の雲の奥で、日が茜さしたのか、東の空が一面に古代紫のように燻んだ色になった……富士の鼠色は爛れた……淡赭色の光輝を帯びたが、ほんの瞬く間でもとの沈欝に返って、ひッそりと静まった。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
もっともこう言った雪の美しさだけなら、何も高山に限らず、寒帯地方で、もっと大規模に見られるかも知らぬが、高山特得ともいうべきは、空の濃碧であること、色彩の光輝あること、植物の変化と豊饒なることなどが、その背景になっていることで、北寒地方の雪といえども、これらには辛うじて匹敵し得られるに過ぎまい。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
古い雪の上に新雪が加わると、その翌る朝などは、新雪が一段と光輝を放って眩ゆく見える。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
三日四日と経つうちに、山の頭は喰い欠かれたように、うす霞に融けて見えることもあるが、白さは次第に劃然と、碧い空から抜け出るようになり、山の肌はいよいよ光輝を帯びて来る。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
これらの詩集は、決して時代によつて價値を變ぜず、却つて古くなればなるほど、逆にその光輝を強めてくるものである。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
言ひ代へれば日本的な感情――時代の求めてゐる日本的な感情――が、皮相なる翻訳詩の西洋模倣によつて光輝を汚されて居た。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
作例 · 標準
王冠に埋め込まれた巨大なダイヤモンドが、シャンデリアの光を受けて光輝を放っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼の瞳には、未来に対する希望と若さゆえの光輝が宿っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
勝利を手にしたアスリートの表情には、これまでの努力が報われた光輝が満ちていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview