口気
こうき
名詞
標準
bad breath
文例 · 用例
二 時に海野は面を正し、警むるがごとき口気もて、「おい、それでは済むまい。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
ははは」 口気|酒芬を吐きて面をも向くべからず、女は悄然として横に背けり。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
苦節は貞くす可からずの一句、易の爻辞の節の上六に、苦節、貞くすれば凶なり、とあるに本づくと雖も、口気おのずから是道衍の一家言なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
一に私意を以て邪語、と云い、惟私意を逞しくして以て仏を詆る、と云い、朱子も亦怪なり、と云い、晦庵|此の如くに心を用いば、市井の間の小人の争いて販売する者の所為と何を以てか異ならんや、と云い、先賢大儒、世の尊信崇敬するところの者を、愚弄嘲笑すること太だ過ぎ、其の口気甚だ憎む可し。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
二 時に海野は面を正し、警むるが如き口気以て、「おい、それでは済むまい。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
或る日一匹の老先輩が、お前がそんな風にばかりしてゐると誰もお前のことを関はなくなつてしまふよ、時には自分の考へを棄てることも好いが、全々無考へでは仕様がないよと忠告した、彼は坐り直して一寸と小悧口気な顔つきをしたが、さて答へる術はなかつた。
— 牧野信一 『吾家の随筆』 青空文庫
東京在住中、妾は数たる口気に接して自ずから野鄙の情も失せ、心ざま俄に高く品性も勝れたるよう覚えつつ、公判も楽しき夢の間に閉じられ、妾は一年有余の軽禁錮を申し渡されたり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
ようやくのこと人びとの口気できょうの土曜日というに気づいた。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
作例 · 標準
朝起きた直後は口気が強くなりやすいため、すぐに歯を磨くようにしている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
マスク生活が長引く中で、自分の口気が気になるという相談が増えているそうだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
胃の調子が悪いと、どうしても特有の口気が発生してしまう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview