後期
こうき
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #6709 · 青空 294 例
標準
latter period
文例 · 用例
泣菫氏の詩は、その初期の物(暮笛集・ゆく春)ほどよく、純粹なリリシズムが盛られて居るのに、自選詩集には、却つてその詩情を稀薄にした後期の敍事詩風の作が多く入れられてある。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
このような点はある支那人や現代二、三の日本画家の作品にも認められるのみならず、また西洋でも後期印象派の作などにおいて瞥見するところである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
あるいはまた津田君の寡黙な温和な人格の内部に燃えている強烈な情熱の※が、前記の後期印象派画家と似通ったところがあるとすれば猶更の事であろう。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
この士官階級以上に対してしか彼の関心がむけられなかったことは、後の小説「別天地」に於ても明かに看取されるし、他の戦争以外のことを扱った小説でも、比較的後期の「竹の木戸」「二老人」等は別として、多くは支配的地位にある者に眼がむけられている。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
それほどではなくてもまつ毛一本も見残さずかいた、金属製の顔にエナメルを塗ったような堅い堅い肖像よりは、後期印象派以後の妙な顔のほうが少なくもねらい所だけはほんとうであるまいかと思われてくる。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
即ち一は詩壇に於けるマラルメ等の象徴派で、一は美術界に於ける後期印象派の運動である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
不遇傲岸に見える小布施は、案外、時流に神経質で、十六七年も前桂子と同門で矢来町のY――先生の画室に預けられてゐた時分から、逐次独立するまで、後期印象派、ダヾ、表現派、新古典、超現実派と、およそ日本で尖端的に見える画風は魁けしてこれを取り入れ、通俗派の方面にぶつかつて行つた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
後期、今度の新作では夏の田園ものと冬枯の歌と両方面がある。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品は、色彩が豊かになった活動後期のものほど人気が高い。
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白亜紀後期の地層からは、恐竜の王様ティラノサウルスの化石が見つかっている。
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大学の後期試験に向けて、図書館は夜遅くまで勉強する学生で溢れている。
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