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淫事

いんじ
名詞
1
標準
lascivious act
文例 · 用例
妾達の祖先が献身的であったころ、アルチバセフの快楽主義にさえ身顫いしたロシア婦人は欧羅巴スタイルの淫事も、寝床で踊る未来派の怪奇も、断髪にする苦痛さえもなし、公爵婦人の名誉さえ瞬間に地に葬ったのです。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
淫事、賭博等は、人の性質によりて殊に之を好むものもあるが、如何に本具の約束だと云つて、之を放縱にすれば氣は耗り氣は亂れるから、節制禁遏せなければならぬのは勿論である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
淫事、賭博等は、人の性質によっては殊に之を好む者もあるが、如何に生まれつきの性格だといっても之を気ままにすれば気は耗って、気は乱れるから、節制し禁圧しなければならないのは勿論である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
その軽率さ、いかに国事ことしげく、風雲に乗じて栄達し、家事をかえり見る暇がなかったといえ、その後、頻々として起った、上流子女の淫事は、悲しき破綻をそこに根ざしている。
長谷川時雨 明治大正美女追憶 青空文庫
またもう一つは、ひどく淫事を嗜むようになったという事で、彼女は夜を重ねるごとに、自分の矜恃が凋んでゆくのを、眺めるよりほかになかった。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
御出家の方では先ず飲酒戒と云って酒を戒め、邪淫戒と申して不義の淫事を戒めてあります。
三遊亭圓朝 菊模様皿山奇談 青空文庫
通俗の本旨既に色欲淫事にあり。
永井荷風 桑中喜語 青空文庫
然りとすれば一たび筆を通俗の小説に秉らんとするもの、淫事を他にしてまた何をか描かんや。
永井荷風 桑中喜語 青空文庫
作例 · 標準
そのスキャンダルは、役人の淫事の噂から始まった。
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彼は、法廷で淫事を働いた罪で訴えられた。
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「こういう話は、公の場でするべきじゃないよね。淫事の話は特にね。」
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