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韻事

いんじ
名詞
1
標準
artistic pursuits
文例 · 用例
これ風流|韻事の旅にあらず。
北村透谷 客居偶録 青空文庫
文字からしてたんざく流しというくらいですから、むろん、たんざくを流すのが遊びの眼目ですが、しかしその流すたんざくなるものが尋常普通の品ではないので、仙骨を帯びだしたご老体は風流韻事の感懐を託したみそひと文字、血のけの多いあで人たちはいわずと知れた恋歌。
へび使い小町 右門捕物帖 青空文庫
しかも独り彼等の狼藉に止らず、悍馬に跨り長槍を横へ、囲を潰し将を斬るの外に、春雨に対して雲和を弾ずるの風流をも、秋月を仰いで洞簫を吹くの韻事をも解せざりし彼等は、彼等が至る所に演じたる滑稽と無作法とによつて、京洛の反感と冷笑とを購ひ得たり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
山陽、東坡のやからすら企て及ばざる風流韻事の果報なり、と心を躍らせずにはおられません。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
二十二 風流韻事で、いい気持になりきった田山白雲が船を漕ぎ戻させて、宿へ帰って見ると、果して非常事がありました。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
凡下や一般の庶民は別として、公家堂上家の生活は風流|韻事に耽けるか、仏教の信仰にうちこむか、いずれにしてもスタイルが万事を支配する形式主義の時代だったが、そういうなかにあって、泰文はたしかに一風変った存在だった。
久生十蘭 無月物語 青空文庫
また翁は茶道、騎乘ばかりでなく、書畫、篆刻、詩歌、國學等のあらゆる風流韻事に長じ、俳號を花咲爺といひ正風を傳へた。
心猿 桜もち 青空文庫
われは今、かれが惡夢を憐むの餘り、一篇の蕪辭囚人の愁ひをとりて、みだりに花鳥の韻事を穢す、罪の受くべきはもとよりわが期する所なり。
島崎藤村自選 藤村詩抄 青空文庫
作例 · 標準
彼女は若い頃から、詩作や絵画といった韻事に親しんでいた。
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そのサロンでは、音楽や文学などの韻事について熱心な議論が交わされた。
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退職後、彼は長年の夢だった韻事に専念することにした。
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