色事
いろごと
名詞
標準
love affair
文例 · 用例
葛木は眉を顰めて、「ちょっと、小児も小児だし、……前刻から、気になるが、とにかく、色事の達引中だ、なあ、まあ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
その、色事の看板目印というやつじゃ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「蛙なかまも、いづれ、さかり時の色事でございませう、よく鳴きますな、調子に乘つて、波を立てゝ鳴きますな、星が降ると言ひますが、あの聲をたゝく雨は花片の音がします。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
「バクチと色事は黙ってしなきゃア、意味ないよ」 京吉はそう応酬していたが、しかし顔色は蒼白になっていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
さもなくとも色事にだけは日本一|押の強い腰抜け侍に腑抜け町人。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
色事なぞは取りわけても左様なので、隠そうと思えば思う程ハッキリと思い出します。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
おれらの親父はきさまの財産のために生命をなくし、そしてお袋はきさまの色事のために生命をなくしているのに、何が恩だ?
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
」「蛙なかまも、いずれ、さかり時の色事でございましょう、よく鳴きますな、調子に乗って、波を立てて鳴きますな、星が降ると言いますが、あの声をたたく雨は花片の音がします。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の小説には、しばしば華やかな色事が描かれている。
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密かに続く二人の色事は、誰にも知られずにいた。
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「まあ、色事なんて、考えても仕方のないことよ。」
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彼女は、舞台で色事を巧みに演じきった。
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