河口
かこう異読 かわぐち
名詞名詞-の形容詞多音語頻度ランク #16218 · 青空 573 例
標準
mouth of river
文例 · 用例
その時刻にそこから十町も下流の河口を船で通りかかった人が、何かしら水面でぼちゃぼちゃ音がしていると思ってよく見ると、一匹の「えんこう」が、しきりにぐるぐる廻転運動をしているのであった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
これは甲州、富士五湖の一つの河口湖畔、いまの船津の裏山あたりで行はれた事件であるといふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
河口湖の湖面は朝霧に覆はれ、白く眼下に烟つてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
狸汁の運命から逃れて、やれ嬉しやと思ふ間もなく、ボウボウ山で意味も無い大火傷をして九死に一生を得、這ふやうにしてどうやらわが巣にたどりつき、口をゆがめて呻吟してゐると、こんどはその大火傷に唐辛子をべたべた塗られ、苦痛のあまり失神し、さて、それからいよいよ泥舟に乘せられ、河口湖底に沈むのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「ね、あなたはこの河口湖に、そりやおいしい鮒がうようよゐる事をご存じ?
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
白い河口湖には波ひとつ無い。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
河口に湖のようになっている入江の秋水に影を浸すその山の紫をもう一度眺め澄してから翁は山に近付いて行った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
河口の湖のような入江。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
「わあ、河口まで来ると急に視界が開けて、海が見えるね!」
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汽水域特有の生態系を調べるため、ボートで河口付近の泥を採取した。
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大雨の影響で河口に大量の流木が溜まっており、撤去作業が難航している。
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満潮の時間帯になると、河口から海水が逆流してくるのがはっきりと分かる。
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ウィキペディア
河口 とは、河川が海や湖など他の水域へ注ぎ込む地点のこと。
出典: 河口 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0