美港
びこう
名詞
標準
beautiful port
文例 · 用例
しかしずっと年を取った後に、再びこうした規則正しく繰返される「試験」の峠を越そうとは予期しなかったが、そのおかげで若い日の学生時代の幻影のようなものを呼び返し、そうしてもう一度若返ったような錯覚を起こさせる機縁に際会するのである。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
」 私はたびたびこう訊かれることがある。
— 大久保にて 『郊外生活の一年』 青空文庫
爾後、単于は陵にふたたびこうした要求をしなくなった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
たびたびこういうような考えは起りませぬか。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
彼はこれまでにもたびたびこういう経験があるので、貼りまぜの金屏風の絵などを眺めながらいつまでも気長に待っていると、浮橋から報せたと見えて、やがて茶屋の女が来た。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
」 鳴れど叫べど、ひとたびこうと眼をつけてやって来たからには、もうむっつり右門です。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
この間から、わたくしはたびたびこういう不安をききました。
— 宮本百合子 『新しい卒業生の皆さんへ』 青空文庫
二度と再びこういう残酷がくりかえされないようにという婦人の願いは、今日世界にあふれている。
— 宮本百合子 『婦人の一票』 青空文庫