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備荒

びこう
名詞
1
標準
provision for famine
文例 · 用例
支那には古く常平倉義倉等、備荒の用意が出來て居つて、已に Solayman もこの設備の良好なることを紹介して居る(Reinaud; Relation des Voyages. Tome I, p. 39)。
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
通例インカの倉庫は多量の余剰を残し、それが第三の備荒倉庫に移された。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
しかしずっと年を取った後に、再びこうした規則正しく繰返される「試験」の峠を越そうとは予期しなかったが、そのおかげで若い日の学生時代の幻影のようなものを呼び返し、そうしてもう一度若返ったような錯覚を起こさせる機縁に際会するのである。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
」 私はたびたびこう訊かれることがある。
大久保にて 郊外生活の一年 青空文庫
爾後、単于は陵にふたたびこうした要求をしなくなった。
中島敦 李陵 青空文庫
たびたびこういうような考えは起りませぬか。
内村鑑三 後世への最大遺物 青空文庫
彼はこれまでにもたびたびこういう経験があるので、貼りまぜの金屏風の絵などを眺めながらいつまでも気長に待っていると、浮橋から報せたと見えて、やがて茶屋の女が来た。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
」 鳴れど叫べど、ひとたびこうと眼をつけてやって来たからには、もうむっつり右門です。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫