微光
びこう
名詞
標準
faint light
文例 · 用例
靈智萩原朔太郎ふるへる、微光のよるに、いつぱつ、ぴすとるを撃つ、遠方に、金の山脈、かすかな、黒曜石の發光。
— 萩原朔太郎 『靈智』 青空文庫
彼の書かうとした熱情は、いつも埋れ火の如く、微光する影の如く、さうでもない他の斷層――氣質的及び教養的斷層――の下に埋積された。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
〔〕 ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすゝきの風にひるがへる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
まったく河原の青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってぢっと川の微光を受けてゐるのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
その静かな微光の下から烈しく犬が啼き出した。
— 宮沢賢治 『柳沢』 青空文庫
けれどもガドルフは、その風の微光の中で、一本の百合が、多分とうとう華奢なその幹を折られて、花が鋭く地面に曲ってとどいてしまったことを察しました。
— 宮沢賢治 『ガドルフの百合』 青空文庫
ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
まったく河原の青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光を受けているのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫