航程
こうてい
名詞
標準
distance covered (by a ship or aircraft)
文例 · 用例
航程約一時間半、舟賃二十五錢、最も簡易な入江見物が出來るわけである。
— 駿河灣一帶の風光 『樹木とその葉』 青空文庫
この出雲大社参詣に比べて、更に面白いのは、大阪から瀬戸内海を航して、九州の別府まで行く、くれなゐ丸の航程であつた。
— 田山録弥 『女の温泉』 青空文庫
人間の一代は、実に舟に乗って旅をするようで、航程には雨もあれば風もあります。
— 上村松園 『今日になるまで』 青空文庫
それから船長一流の冒険だが六時間の航程を節約るために、鳴戸の瀬戸の渦巻を七千|噸の巨体で一気に突切って、御本尊のS・O・S・BOYを慄え上がらせながら平気の平左で横浜に着いてしまった。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
しかし本船は、この一夜で航程を終ろうとしていた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
広東へは対岸の九竜停車場から汽車に乗れば四時間で達せられ、澳門へは汽船で二時間の航程だから、有名な賭場見物に行かないかと勧める人もあつたが、自分は少し腸を痛めて居るので辞した。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
いや港までは、きんきん五十キロを出ない航程です」「ではこの島は、大洋中の孤島ではないのですか」「島の西方は大洋であるが、東南北は大洋ではありません。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
絶望と確定した後も、青錨汽船会社は尚三箇月間、責任の捜索船を置いて、延べ航程一万五千海里も附近一帯の海上を遊弋させてワラタ号の破片でもと探し求めたが、これ又何の得るところもなかった、爪立ちして待っている陸の会社へ、捜索船隊は次ぎつぎに失望を齎して帰って来る。
— 牧逸馬 『沈黙の水平線』 青空文庫
作例 · 標準
燃料が残り少ないため、予定していた航程を短縮して近くの港へ向かう。
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世界一周の航程は数万海里に及び、過酷な試練が予想される。
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天候が安定していたおかげで、記録的な早さで全航程を終えることができた。
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