航路
こうろ
名詞頻度ランク #16051 · 青空 544 例
標準
(air or sea) route
文例 · 用例
近年大西洋航路などでは速力の増すとともに賃金も著しく上がったが、それにもかかわらず争うて快速力の船を選ぶ有様だそうである。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
我国の各航路でも、どうかもう少し速くて乗心地のよい船をドシドシ造ってもらいたいものである。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
二ヶ月ばかり前のことであるが、欧洲航路の事務長をしている従兄からドイツのチーズを貰ったので敏子はそのわけを手紙に書いて村上にチーズを贈った。
— 九鬼周造 『かれいの贈物』 青空文庫
目下大西洋並びに沿岸航路でこれを使用している灯台船が五十六艘、汽船が二百十艘ある。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
(明治四十年十一月八日『東京朝日新聞』) 三十三 世界第一の巨船 現今世界で最大最速の汽船ルシタニア号は去る九月アイルランドのクイーンスタウンよりニューヨークまで二千七百八十二|浬の航路を五昼夜と五十四分間に、すなわち一時間二十三浬〇一の速度で快走した。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
生田花世氏がここへ来て、あんたはよいところでお死にになったと夫の遺骸に対して云ったと、私が詩碑の傍に立って西の方へ遠く突き出ている新緑の岬や、福部島や、近海航路の汽船が通っている海に見入っていると、丘の畑へ軽子を背負ってあがって行く話ずきらしい女が云ってきかした。
— 黒島傳治 『短命長命』 青空文庫
この航海のおもなる使命は純学術的よりはむしろより多く経済的なものであって、それも単にロシアの氷海を太平洋に連絡させるというのみでなく、莫大な富源の宝庫ヤクーツクの関門と見るべきレナ河口と、ドヴィナ湾との間に安全な定期航路を設定しようというのだそうである。
— 寺田寅彦 『北氷洋の氷の割れる音』 青空文庫
今度の探険隊員の講演の際壁にかけられた粗末な北氷洋の海図の上を赤い線で示された航路の触手がするすると東に延びて、それがベーリング海峡を越えて横浜まで届くのを見た。
— 寺田寅彦 『北氷洋の氷の割れる音』 青空文庫
作例 · 標準
船は定められた航路を順調に進んでいる。
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航空管制官は、飛行機の安全な航路を指示する重要な役割を担っている。
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昔の船乗りたちは、星を頼りに航路を定めた。
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ウィキペディア
航路(こうろ)は、船舶などが海上、河川、湖沼、運河などを航行するための通路。ただ実際には自然航路、人工航路、定期航路、国内航路、沿岸航路、水島航路のように極めて多義的に使用されており統一的な把握が難しい概念とされる。多義的な概念であることから、英語にもroute、waterway、fairway、passage、thoroughfare、track、laneなど、日本語の「航路」に訳されることがある用語が複数ある。
出典: 航路 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0