公庭
こうてい
名詞
標準
place of ceremony
文例 · 用例
去年十二月二十九日の符が、今年九月になつて、左近衛番長の正六位上|英保純行、英保氏立、宇自加|支興等によつて齎らされ、下毛下総常陸等の諸国に朝命が示され、原告源護、被告将門、および国香の麾下の佗田真樹を召寄せらるゝ事になつた、そこで将門は其年十月十七日、急に上京して公庭に立つた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
「――自分がこの地へ着任いらい、まだ何も見るべき行政はしていないが、まず県下の治安を第一に確立したい」 彼は或る日、県(県は日本の郡単位)の庁堂の壁に、民治の主旨をかかげて、その日、公庭に集まった全吏員にこう告げていた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
こうていのこゑひかるんだ。
— 新美南吉 『ひかる』 青空文庫
勘五郎 それでな、もう端岡までは来とる、いう噂じゃけに、この村でも、加担するか加担せんか、今のうちに定めとこうていうてな、八幡さまで、村の若い衆の集りがあるのじゃ。
— 菊池寛 『義民甚兵衛』 青空文庫
ちょうど真名古が花の家の玄関に突っ立って案内をこうているころ、時間でいえば十時十分ごろ、局長室の扉が劇しく引開けられ、警視総監を伴った大槻局長が怒気沖天の勢いで足音も荒々しく入って来た。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
こうていのヒゲをたくわえて、そのえらそうなことといったら、だれにもくらべようがありません。
— CINDERELLA, OR THE LITTLE GLASS SLIPPER 『シンデレラ』 青空文庫
二十めんそうは、小さいせんこうていをもっているんだ。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
11 こばやしくんは、せんこうていにおよぎついて、そのせなかに上りました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
作例 · 標準
公庭にて盛大な儀式が執り行われ、新しい門出を祝った。
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賓客を迎えるため、公庭の掃除が隅々まで徹底されている。
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その伝統芸能は、かつて王宮の公庭で披露されていたものだ。
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