叙位
じょい
名詞
標準
investiture
文例 · 用例
これは将門自分の意に出たか、それとも伯父等の指揮に出たか不明であるが、何にせよ遙に技倆骨柄を認めて貰ひ、自然と任官叙位の下地にした事は通例であつたと見える。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
一は蘭軒の主家に於て儲君阿部寛三郎|正寧の叙位任官の慶があつたことである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
押勝はやむなく我が子、辛加知の任地越前に逃げ、塩焼王をたてゝ天皇と称し、党類に叙位して士気を煽り、その儚なさに哀れを覚えるいとまもなかつた。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
余が家翁の世を去られし時にも親戚群り来りて其の筋より叙位叙勲の沙汰あるまで訃を発すべからずとなし虚栄の為に欺瞞の罪を犯す事を顧みざりき。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
恐らく白山の方が古いであろう、立山の雄山神は白山比※神より叙位の年月も遅く、位階も劣っていた。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫
六 藩士尊攘派が追われたのちの京都へ、翌る文久四年(元治元)正月将軍は再び上洛し、右大臣従一位の叙位をうけ、朝廷に十五万俵を献じ「公武一和顕然」たるものだった。
— 服部之総 『尊攘戦略史』 青空文庫
主上は京を出られてはおるが、三種の神器を携えて天位につかれているのだから、叙位任官が行なわれても何ら不都合ではなかったのである。
— 第九巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
したがって武人の任官叙位の標準が鎌倉時代よりも高まったとて、公家がよく多く武家を尊敬したという証拠にはならず、公家の内心にはほとんど先天的とも評すべき軽侮心を武人に対して懐きつつあったのである。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
作例 · 標準
叙位(じょい、investiture)の儀式は、国家への貢献を称え、位階を授けるものである。
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彼は、長年の功績により、叙位の栄誉に浴することとなった。
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叙位と叙勲は、日本の栄典制度における重要な要素であり、国民の模範とされる。
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ウィキペディア
叙位(じょい)とは、位階を授けること、およびその儀式。授位(じゅい)ともいう。本項では前近代の日本における叙位について解説する。
出典: 叙位 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0