官職
かんしょく
名詞
標準
government service
文例 · 用例
石井翁は一年前に、ある官職をやめて恩給三百円をもらう身分になった。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
三 げじげじとしらみ 父は満五十歳で官職を辞して郷里に退隠した。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
「ええ、ええ、大先生、伜がかねて……」 儀礼に、こだわりの過ぎるほど訓錬のある、特に官職に対して謙屈な土地柄だから、閣翁は、衆に仰向けに反らしたちょうど同じ角度に、その頤を臍に埋めて、手を垂れた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
均平も学校を卒業するとすぐ、地方庁に官職をもったこともあるので、政治には人並みに興味があり、議会や言論界の動静に、それとなく注意を払ったものだったが、彼自身の生活がそれどころではなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
斯様なれば互に怨恨は重なるのみであるが、良兼の方は何様しても官職を帯びて居るので、官符は下つて、将門を追捕すべき事になつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
将門は一人で、官職といへば別に大したものを有してゐるのでも無い、たゞ伊勢太神宮の御屯倉を預かつて相馬|御厨の司であるに過ぎぬのであるに、父の余威を仮るとは言へ、多勢の敵に対抗して居られるといふものは、勇悍である故のみでは無い、蓋し人の同情を得てゐたからであつたらう。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
勿論官職位階は皆辞して終った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
些か後悔した武帝が、しばらく後に彼を中書令に取立てたが、官職の黜陟のごときは、彼にとってもうなんの意味もない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして重要な官職に就き、国の発展に貢献した。
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江戸時代、武士にとって官職に就くことは最大の栄誉だった。
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官職の重責に耐えかね、彼は早期退職を選んだ。
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地方公務員もまた、広義の官職だと言える。
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