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西下

さいか
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
going west (esp. from Tokyo to the Kansai region)
文例 · 用例
何という題であったか忘れたが、自分が九歳の頃東海道を人力車で西下したときに、自分の乗っていた車の車夫が檜笠を冠っていて、その影が地上に印しながら走って行くのを椎茸のようだと感じたと見えてその車夫を椎茸と命名したという話を書いた。
寺田寅彦 明治三十二年頃 青空文庫
そして自ら西下して、西郷に説こうとしたが、周囲の者に止められた。
菊池寛 田原坂合戦 青空文庫
陸軍中将山県有朋は、陛下に供奉して西下して居たが、西南の急変を知るや、直ちに奏して東京大阪広島の各鎮台兵に出動を命じた。
菊池寛 田原坂合戦 青空文庫
松平信綱謀戦之事 松平伊豆守信綱(此時四十二)が、改めて征討の正使として、嫡男甲斐守輝綱(此時十八)以下従士千三百を率いて西下したのは、寛永十四年|極月二十八日であった。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
信綱は止むなく城中を探ろうと、西下途次、近江甲賀から連れて来た忍びの者達に、探らしめたが、城内の者は皆切利支丹の文句を口にするので、一向心得のない忍びの者達は、城中にまぎれ住む事が出来ない。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
兆民は前年の暮に保安条例に依って東京を逐われ、大阪|東雲新聞社の聘に応じて西下する途次、静岡には来たのである。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
京都駅に着いて見ると、急に西下した改造社の山本社長が、プラットフォームに立つて私を待ち受けてゐた。
河上肇 随筆「断片」 青空文庫
幕ハ不出バ大兵西下と義を定メ、諸々触出したり。
慶応元年九月七日 坂本権平、乙女、おやべあて 手紙 青空文庫
作例 · 標準
オリンピックの聖火は、ギリシャのヘラ神殿で太陽光を用いて採火される。
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古代の儀式では、太陽の光を集中させて聖なる火を採火するのが習わしだった。
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彼らは、自然の力に感謝し、太陽光で採火した炎を神聖なものとして扱った。
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